タンポンに相変わらず慣れない。ムカつく。
何がムカつくって、自分の体なのに自分でコントロール出来てないと生理用品“ごとき”に意識させられること。
それから、自分は女の体を持っているのだと意識させられること。
タンポンを入れる場所、自分の膣なのに、入り口すら自分では見えない。
タンポンを入れる体勢(前屈みに立つ)では膣口は手探りだ。
体が硬いのでどんなに頑張って上半身をたたんでも膣口は見えない。チクショウ。
タンポンを入れる角度は千差万別、女性の体がそうであるように。
タンポンを入れる時は必殺仕事人の心境だ。タンポンを入れるだけなのに。
BLの攻めは受けのアナルに的確に挿入できるし、“イイトコロ”もすぐ見つけられる。何で?
私の体はフィクションではないのに、膣だけは何故こんなにも現実味がないんだろう。
タンポンが精子の形状してんのムカつく。